演奏会レポート②

演奏会から早くも2ヶ月が過ぎようとしています。第二弾は、ヴァイオリンパートのそうさん。ご来場いただいた方はあの日を思い出していただき、残念ながらお出会い出来なかった方は思いを馳せてお読みいただけたらと思います。

楽しい演奏会が終わってしまいました。

演奏会翌日の月曜日からは何とか日常どおり仕事をこなしていますが、魂の半分くらいの欠片は未だご来場いただいた京都コンサートホールに置いている気持ちです。

コロナ禍で予定された演奏会が1年延期となる中、自パートの首席奏者予定の方は転居され、他にご退団された方もおられます。

演奏会は一期一会なのですが、延期にならなかった「IF」の演奏会もさぞかし楽しかったことでしょう。

しかし、我々はクロノのようにシルバードに乗ることができません。
延期となったことで、新しい団員も加わり、また、お客様をお招きできる形で今回の演奏会を開催できたことを本当に嬉しく思います。

個人的に大きな出来事は、延期に起因して、本番の第1部第2ヴァイオリンの首席奏者を担わせていただいたことです。
学生時代は、第1(及び第2)ヴァイオリンの首席奏者の席に何度か座らせてもらいましたが、今回のように「どうしたら皆で楽しくできるだろう。」と思いながらこの席に座ったのは初めてかもしれません。

また、好きなゲームということもあり、人生で初めて楽曲解説も担当しました。
第1曲目の「予感」の解説部分では、アンコールの含みを持たせる表現としておりますので、よろしければ、お手元のパンフレットをもう1度開いていただき、あのホールの空間に思いをはせていただければ幸いです。

本番は、素晴らしいホールと佐々木先生及び奏者の笑顔に囲まれ、何より、温かなお客様の拍手を頂戴することができ、感無量です。

次回以降も、素敵な演奏会のお客様としてお招きできればと思います。
是非、またご来場くださるようお願い申し上げます。

第2ヴァイオリン そう

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