Vnみかん♫♫(演奏会レポート④)
第1部でコンミスをさせていただいたみかんと申します。
まずはご来場くださった1000人を超えるみなさま、ありがとうございました。
今回は、初めての試みがありましたが、いかがだったでしょうか?コンミスとして演奏会を進める上で、更にソリストとして立つ、ということは私の音楽人生の中でも初めてのことで、とても貴重な良い経験になりました。練習がうまくいかないと落ち込み、個人レッスンにも持ち込み、ヴァイオリンの先生にもお世話になり、色々と教えていただき、家で1人で弾いてみて「次はうまくいくかも」と鼓舞しながら次の練習でまた落ち込む…ということを繰り返した数ヶ月でした。
因みにホールが使えたのは当日のみだったため、立奏の場所も当日のリハで決まりました。指揮者の前に立たせていただくことに決まったのは当日の朝です。それまで白谷先生を見て弾いていたため、指揮者が見えないことが本当に大きな変更点で一瞬呆然としたのですが、結果的にオーケストラを信じて弾くという点では私をいちばん成長させてくれたことだったのかもしれません。そして、このリハにはなんと次回指揮していただく佐々木先生や練習でお世話になった木下先生も来てくださり、本当にラピドリはたくさんの先生方に愛されてる楽団だなぁとしみじみ感じました。
本番はうまくいかない部分も、思った音が出せない部分も多く、私自身の中では課題もまだまだ残ります。正直言うと人生でいちばん緊張した瞬間でした(笑)極度の緊張で人は勝手に涙が出そうになるんだなと新たな発見が出来たほどです。
ですが、更に支えて下さったラピドリのメンバーはもちろんの事、何度も個人的にも練習に付き合ってくださった白谷先生やトレーナーの喜多先生、この曲を編曲し、新しい挑戦するきっかけをくださったすこーんさん、そして聴いて下さった全ての皆さまに感謝です。
さて、今回の第1部は、オムニバス形式でお届けしましたが、私の中では大きく「時」「空」「優しい世界」の3つで構成されているなと勝手に思っていました。特にUNDERTALEは元々、サントラを目覚まし代わりにするぐらい好きだったため、本当に弾けたことが幸せでした。誰も死なない素敵なRPG✩.*˚でもうまく選択できず、誤って殺めてしまう時には心が痛みます( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)そんな優しい世界の中に散りばめられた音楽を抜粋して皆さまにお届けできたことはとても嬉しかったです。
そして、もう一つ。今回は第1部の弦のトップメンバーでプレコンサートに出させていただきました。ラピドリでは、全体練習の他に各セクションに分かれての練習、パート練習、そして弦楽器のパートのトップだけが集まって行うトップ練習があります。今回はそのメンバーで「他のUNDERTALEの曲もしてみたい」という話になり、がみしさんが編曲してくださったものを演奏しました。二曲目は、私のソロから。(しかもこれが高音域でなかなか音を外さずに弾くことが難しい💦)実はこれ、本プログラムで少しでも緊張が減るようにという編曲者さんの配慮によるものでした。本当に色々なところで色々な方にサポートしていただき、今回の役割を果たすことができました。
また次回演奏会に向けて、新たな1歩を踏み出しています。いつの演奏会も聴きに来てくださる皆さんが楽しめるよう、そして私達自身も楽しめるよう、また1歩ずつ精進していきたいと思います。
また次回も、同じ枚方のホールで皆さまと素敵な時間がすごせることを心待ちにしています。